さて
正覚寺鐘楼堂改修工事の初日です。

何はともあれ御本尊への合掌礼拝から
きのうも書いたように
このお寺は御大師様が御本尊ですから
南無大師遍照金剛南無大師遍照金剛南無大師遍照金剛・・
ふと足元を見ると

おぉこれはこれは
じつはこれと同じものをぼくはケータイのストラップとして携行しているのです。

「さて、これはいったいなんでしょう?」
問いかけますが皆は首をひねるばかり
「答え、お釈迦さまの足の裏!」
いわゆる仏足(ぶっそく)というやつですね。
「なんでそんなの身につけてるんですか?」
それはねえ・・・
一説によるとお釈迦さまは扁平足
つまり足の裏が平らだったそうで
それは
誰の上にも等しく歩み寄りモノ皆すべてに偏りなく接する優しさの象徴とされていて
なので
せめて爪の垢でもあやかりたいと
いつでも目に触れることができるところにぶら下げているというわけ
いやいや、「オマエのどこがや!」とお叱りのそこのアナタ
実際あやかれているかどうかは別ですよ
あくまでも心の持ちようとして
気持ちですキモチ
と
メンバーのひとりムネさんがまた別のものをハッケン
「石に礒部組って彫ってますよ!」

「1978年か・・・けっこう前やなぁ」
「ぼく2歳でした(笑)」
「ほぉ生まれちょったがや」
と言ったあと既に二十歳をすぎていた1978年の自分を思い浮かべ・・・
いやいや言うまい言うまい
さあ取りかかりましょう!
まずは
作業に支障となる鐘楼堂脇にある石碑を移転します。


こちらは昭和59年に弘法大師御入定1150年を記念して
本堂増築庫裡修理を行った際の檀信徒寄進者の芳名を記したものです。
昭和59年といえば1984年
その年、杜の都仙台で女房殿と出会ったぼくは翌年結婚
翌々年の1986年(昭和61年)には長女が生まれるのですが・・・
いやいや言うまい言うまい
過去をなつかしんでいる場合ではありません。
それはさておき
誰か知った名前があるはずだと芳名リストを上から順番に見ていくと

お
ありました!
上から5番目です。
礒部組創業者礒部英昭氏の名がしっかりと刻まれています。
ならば一層ていねいに行わなければと
基礎を斫る手も慎重に

ほどなくして取り外し完了

作業に差し障りがないところへ移転しました。

ということで
御大師様と御釈迦様
そして先々代社長の御霊に見守られているような気になりながら
正覚寺鐘楼堂改修工事
さぁスタートです!
(みやうち)
