現場ノート

今回の安全パトロールめしは中岡慎太郎食堂。

まずは、いつものように出迎えてくれるウェルカム黒板に書かれたメニューを確認すると





今回はもうね

なぜかなんの迷いもないです。

ご当地柏木地区の浜渦豊一養鶏場産

知る人ぞ知る「もみじ卵」を使っただし巻き玉子ランチ

一択でした。

昼前だというのに店内はもうぼくらが座れる席数だけを残すのみ

でもね

そのカウンター席がまたロケーションがよくて






陽光に照らされてすっくと立つ慎太郎さんをながめながら冷やをいっぱい。

いや水です

み・ず

「冷や」だったらよいのにな

というのは単なる願望で

もちろん業務中なれば叶うはずもありません。

なんて愚にもつかないことを考えながら待つことしばし。





来ましたよ

一択が。



ここは当然のことながらメインにピントを合せてみましょう。





寄ります。



どうです?

この圧倒的な存在感

黄色の誘惑

出汁と焼いた卵の匂い

それに新米の香りがコラボレーションするとなると

あぁもうたまんねえ

だし巻き

だし巻き

あっというまにはや半分





断面からあふれだす

「だし」という名のジュース。

あれは数年前だったでしょうか

「だし巻き玉子」をご飯のおかずにする、という食事がSNSなんかでちょっとした話題になったのは。

いや当然でしょ

なんなら日本酒のアテとしてもサイコーやし

というアナタは関東もしくはそれ以北の出身ではないですね。

関東では玉子焼きは甘く濃いめの味付けでつくられるためご飯のお供としては不適なのに対し

関西風のだし巻き玉子は砂糖を使わず、だし汁ベースで薄口醤油、つまり少ししょっぱさを感じる味付けなので、「おかず」や酒肴にぴったりの一品となるわけです。


「あー合うわぁ~~」


心の内でそうつぶやいたぼくは

思わず孤独のグルメのゴローさんみたくなって

こんなことをしてしまったりもします。





卵と出汁と白米のマリアージュ

またここのシェフのだし巻きが美味いからピッタリンコなんだコレ。

そして

ついでといっては甚だ失礼ですが

いつものように小技がきいた小鉢がまた美味。





このナスの味どうやって出すんだろ?

今度つくってみたいな

などと思いながら

やさしい味噌汁をすすり

最後は茗荷がよいアクセントとなっている大根の浅漬けで締め。

大満足で外へ出ると

抜けるような青空を背景にした慎太郎さんが。



ごちそうさまでした!

郷土の偉人に礼を言って

(あ、もちろん店主とその奥さんにも)

次の現場へ向かう安全パトロール一行なのでした。



あーうまかった \(^o^)/

(みやうち)



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