
米ヶ岡(よねがおか)は奈半利町の北東部の山の上
かつては
土佐藩主にお米を献上していたという記録が残っているほど
美味しいお米で有名で
ついた名前が米ヶ岡(たぶん)。
廃校になった小学校を宿泊施設として活用して田舎生活が体験できたり
色々な催しが開かれたりしているところです。
そんな米ヶ岡では
わが社もこれまでさまざまな工事をさせてもらってきたのですが
そのなかの一つが約30年ほど前につくった公園でした。

先日から着手したのは
その公園の遊歩道を付け替える工事。

老朽化した施設を撤去してあたらしいモノに取り替えます。

ついでに
30年近く経った今
当時とは状況がちがって
そのままの位置では若干の問題もあったりするそうなので

発注者の想いや
現状を踏まえて
従来の位置からの変更を提案。

こういうのを見聞きすると
元の設計がうんぬんとか
じゃあ変更設計費用はどうするのよとか
そもそも施工業者がすることじゃないでしょうよとか
そういうことを言う同業者が数多いわけですが
そして
先日もSNSで業界ではICT関係でけっこうメジャーな人のそんな投稿があったんですけど
でもねえ
ぼくは思うんですよ。
これもまた地域に根ざし地域と共に生きる土建屋のおもしろみだと。
そして
こういったことを繰り返すことで技術力が身についたりもするわけで
だからぼくは
むしろ奨励するんです。
特に若い人には。
自分から買って出てでも「やれ」と。
よりよいモノをつくるために
発注者だからとか受注者だからとか
そこに自分で垣根をつくっていたら前へは進まないし
地域のためにもならないし
とりも直さずそれは
自分たちのためにもならない
ってことですからね。
(みやうち)
