先週金曜日の朝でした
台風準備で締め切っていた2階会議室のシャッターをあけようとしたトシ子さんが目にしたものは・・

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???
?????

コウモリでした!
しかも
そのサイズからすると子どもです。
乳飲み子
といってもよいかもしれません。
あれ?ヒナでしょ?
とバカにしたそこのアナタ
ぶっぶっーーー
コウモリ(蝙蝠)は
哺乳類翼手目コウモリ目に属する構成種の総称。
【鳥とけものとコウモリ】
むかしむか~しそのむかし
それまでは皆なかよしだった地上の動物たちが、
あるときからケモノと鳥に分かれ、どちらが強いかで戦いになりました。
だけど身体がちいさい鳥類はいつも劣勢。
その様子を見ていたずる賢い一羽のコウモリは、
ケモノが有利になったらその前に姿をあらわし、
「私は全身に毛が生えているから、あなたたちの仲間です」と言います。
でも、鳥が有利になると鳥たちの前に姿をあらわし、
「私は羽があるから、鳥の仲間です」と言うのです。
そんなことを繰り返しているうちに、鳥とケモノが和解し戦が終わる日がやってきました。
けれど、双方にいい顔をしてきたコウモリは、
「お前のような卑怯者は二度と出てくるな!」
と皆に嫌われ仲間はずれにされてしまいます。
居場所のなくなったコウモリはやがて暗い洞窟の中へ身を潜め、
皆が寝静まった夜にだけ飛ぶようになったとさ。
みんな知ってるイソップ寓話です。
そう、
一見すると鳥にしか見えないコウモリが
じつは哺乳類(ケモノ)なのは有名な話
だから乳飲み子で正解。
と
そんなことはどうでもよいとして
なぜコウモリの赤ちゃんがそこにいたのか?
その謎を解明すべくGeminiに聞いてみました。
以下はその回答のまとめです。
【なぜコウモリの赤ちゃんがそこにいたのか?】
コウモリは基本的に夜行性です。夜に飛び回って餌となる昆虫を捕まえ、日が昇ると安全なねぐらで休みます。
今回のケースでは、以下の要因が考えられます。
・ねぐらからの落下: コウモリの赤ちゃんは母親に完全に依存しています。何らかの理由で、建物の軒下や屋根裏にあるねぐらから落ちてしまい、自力では戻れなくなった可能性があります。
・台風による影響: 台風の影響で強風が吹いたり、通常のねぐらが危険になったりしたため、母親コウモリが赤ちゃんを一時的に別の場所に移動させようとした際に、シャッターの裏にたどり着いたのかもしれません。
・安全な休息場所の選択: 2階のシャッターの裏は、地面にいるよりも安全で、人や捕食者から身を隠すのに最適な場所です。赤ちゃんコウモリは、夜が明けてしまったため、緊急の避難場所としてそこにいたと考えられます。
・この時期(春から初夏)は、コウモリの繁殖期と重なります。赤ちゃんコウモリが生まれ、やがて巣立ちを迎える時期です。そのため、巣から落ちてしまったり、母親とはぐれてしまったりするケースが稀に発生し、人目に触れることが多くなります。台風という特殊な状況も重なったのでしょう。
ナルホド
ではその対応をどうすればよい?
これまたGeminiの回答です。
【今後の対応について】
もっとも安全で最善の対応は、**「何もしないこと」**です。
・コウモリの赤ちゃんは、夜になれば母親が迎えに戻ってくる可能性が高いです。無理に手を出すと、母親が赤ちゃんを見捨ててしまう原因になりかねません。
・素手でコウモリに触ることは避けてください。日本のコウモリから狂犬病に感染した事例は非常に少ないですが、念のため接触は避け、どうしても触れる必要がある場合は厚手の手袋などを着用してください。
・コウモリは害虫を食べてくれる益獣です。そっとしておけば、夜には自然といなくなっているはずです。
もし、翌日になってもまだコウモリの赤ちゃんが同じ場所にいる場合は、地元の動物管理センターや野生動物保護団体に相談することをお勧めします。
よし
さっそくトシ子さんに教えなければ...
オーイ
トシ子さんや~~い
ハイ
なんでしょう
さっきのコウモリのことやけど
かくかくしかじか
こういうことらしいのよ。
あーそうなんですね。
まさか
取り除いたとか?
いえ
そのままにしてますよ
そうか
じゃあソッとしておいてあげてね
ハ~イ
ちなみにオーストラリアには
こんなおとぎ話があるそうです。
【太陽の消えたとき】
カンガルーを大将とする動物たちと、エミューを大将とする鳥たちが戦争をはじめました。
動物からも鳥からも仲間あつかいされていなかったコウモリは、どちらかの勝利に貢献すれば仲間にしてもらえると考えました。
最初は鳥が優勢だったので、コウモリは得意のブーメランを武器にして鳥の味方をしました。
けれど、しばらくすると動物が盛り返したので、コウモリは動物側に寝返ってしまいます。
やがてカンガルーとエミューの大将同士の一騎討ちになったころには、お互いに争うことが馬鹿らしくなっており、そろそろここらへんで仲直りしようということになります。
それを見ていたコウモリは勝ち負けがなくなったことにがっかりして洞窟に帰っていきました。
そのあと、大事件が起こります。
平和が戻ったのはよいのですが、今度は太陽が昇らなくなったのです。
太陽は、争いを繰り広げる鳥と動物に呆れ果てて、空に顔を出すのをやめてしまったのです。
動物と鳥たちは太陽が帰ってくるよう知恵を絞ったのですが、誰一人としてその方法を思いつくことができません。
しばらくしてトカゲが、コウモリに頼めば何とかしてくれるのではないかと提案し、カンガルーとエミューがコウモリにお願いします。
その願いを聞き入れたコウモリが、地平線に向かって3度ブーメランを投げると、太陽が再び顔を出しました。
それ以来、動物と鳥は恩を忘れず、朝日の出る頃ころにコウモリを見かけても、いじめたりしないようになったとさ。

以上
台風15号余話でした。
皆さま
朝にコウモリを見かけることがあっても
くれぐれもそーっとしてあげておいてくださいね。
でわ。
(みやうち)