あ
そうそうそうだったわな
と思い出したのは先月末の安全パトロールのこと。
奈半利町加領郷港にあるみなと食堂satoでランチとしたのですが・・
みなと食堂といえば
なんてたって魚
当日のオススメもこんな感じで・・・
♪さかなさかなさかな~
さかなを食べると~♪
てな感じのメニューです。
で
イサギのフライ(Aランチ)に心を動かされながらも
わたしが選んだのはBランチ
カンパチのムニエル。
このカンパチがまたぷりっぷりで
しっとりした衣の適度な油と
ほどよい塩味がご飯に合う。
(たぶんビールにはもっと合う)
カンパチ正解!
とほくそ笑みながらあっというまに平らげたんですが・・・
食後
ふつふつとわきあがる疑問。
「これってネイリじゃないのか?」
県外の方に説明すると
カンパチのちいさいやつを
高知県ではネイリと呼ぶんですが
わたしの感覚では
「ちいさいやつ」
って言っても
相当な大きさのやつもネイリなはずで
さて
いったいどっからがカンパチでどこまでがネイリなんだ?
という疑問が
65年も生きてきた今になって浮かんできたわけです。
で
その場では誰にもたずねず
翌朝
アノひとに訊いてみました。
「おはよう!」
リアル釣りキチ三平としてその名も高い
ユーゴくんです。
怪訝そうにふりむく彼にさっそく質問
「ネイリとカンパチっておんなじか?」
「ちがいます」
「どんなふうにちがうが?」
「ネイリがおっきくなったらカンパチです」
「じゃあこれぐらいは?」
(じっちゃん手を50センチ程度にひろげる)
「ネイリ」
「じゃあカンパチってどれぐらいよ」
「これぐらい」
(ユーゴくん手を80センチ程度にひろげる)
「じゃあ、これぐらいとそれぐらいの間はどっち?」
「いやーそんなんカッチリ決まってないですキ」
「そしたらカンパチがおっきくなったら何になる?」
「カンパチはずっとカンパチですキ」
「ブリはおっきくなったら名前が変わるやろ。カンパチは変わらんのか?」
「カンパチはずっとカンパチですキ」
と
ここで全体朝礼の時間
そのあと各現場のミーティングに移って
じっちゃんの質問タイムは以上で終わってしまったんですが・・・
で
独断と偏見にもとづく結論。
高知県ではカンパチのちいさいやつをネイリと呼ぶが
どこまでがネイリでどこからがカンパチかは人それぞれの感覚で
けっこう大きなものもネイリと呼ぶ人もある。
(たぶん)
以上
遅ればせながら
6月の安全パトロールめしは
奈半利町加領郷港にあるみなと食堂sato
「カンパチのムニエル」でした。
でわ。
(みやうち)