現場ノート



薫風。

薫る風と書いて「くんぷう」。

初夏の若葉や青葉の香りを含んだおだやかな風のことをそう呼びます。

読み下すと「風薫る」。

今月の安全パトロールは

まさにその名にふさわしいところでランチ。

北川村柏木です。

外の景色が一望できるカウンターに案内されたので

わたしはイノイチバンに慎太郎さんが見える場所にピットイン。




薫風の 人とたたへて 泪あり(中村汀女)



「泪をかかえて沈黙すべし」

という慎太郎さんのことばを脳裏に浮かべながらオーダーしたのは

日替わりランチ。



どうです?

このロケーションに

この食事。

本日のメインは油淋鶏。



カリッと揚がった衣に

さっぱり味の香味ダレ

次から次へと食欲がわきあがってきます。

そして

わたしがいつもたのしみにしているのが小技をきかせた小鉢。

この日は小松菜(たぶん)とミニトマトの・・・



煮浸し(これもたぶん)。

これもまたサッパリとした味わいで

メイン料理とのバランスが絶妙。

あまりにも気分がよいので

「薫風」もしくは「風薫る」という季語を入れて一句ひねってみたくなりました。

う~ん・・・

慎太郎さんの方を見てみると

ピカっとひらめくものが!

できた!!

その人の 足あとふめば 風かおる



ざんねん!!!

正岡子規の句です。

でもまあいいか。

この句のまえがきには「芭蕉の細道を辿りて」とありますから

その人とは、たぶん松尾芭蕉のことでしょう。

わたしもまた

偉大な先人がたどった道を端っこでもよいから踏んでいるつもりでがんばろう。

薫風吹きそそぐ北川村柏木で

そう心に誓うおじさんなのでした\(^o^)/

(みやうち)

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