現場ノート



高知市から「ごめん・なはり線」に乗って1時間とちょっと。

終点奈半利駅のホームに降り立ち

やなせたかしさんが創ったキャラクター「なはりこちゃん」にあいさつをしたあと

改札を出て階段を降りるとほのかに海の匂いがします。

がっ

当社若手社員研修の面々プラスおじさんは

町内に拠点を置く(有)礒部組の所属ですから

駅前の駐車場にクルマをとめエレベーターで3Fへ。

そこにお目当てのイタリア食堂トンノはあります。

地元食材でつくる地元の味季節の味を大切にした

たくさんのオリジナルイタリア料理を食べさせてくれる店。

月替わりメニューや季節限定のメニュー

奈半利でしか味わえない料理を食べさせてくれる店。

それがイタリア食堂トンノです。

種類豊富なピザもおいしいんですが

今回は参加者全員がパスタ。

わたしの目の前にすわったふたりは・・



「土佐ジロー卵のカルボナーラスパゲッティ」。


「トンノの和風スパゲッティ」。

どちらもなかなかに美味しそう。

どれどれ・・

とメニューを確認してみると



どちらも地産地消

地元の食材をつかった料理です。



「自家製のツナ(イタリア語でトンノ)使用」

という文字に目がとまりました。

知らなかった~ (*_*)

この店にはこれまで数え切れないぐらい来ていますが

その名の由来がツナだったなんて

今の今までまったく知りませんでした。

お品書きを信用しないわけではないんですが

そこは商売柄

さっそく調べてみます。

「トンノ イタリア語」っと

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イタリア語でトンノ(tonno)はマグロという意味です。

ツナ缶、生のマグロで区別せず、双方をトンノと呼んでいます。

赤身の部分や赤マグロの事をトンノロッソ(tonno rosso)といいますね。

卵巣などはウォーヴァトンノやボッタルガと呼ばれる事が多いです。

マグロをたっぷり入れたものをトンノパスタと呼んでいます。

(『食べ物辞書』より)

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そうだったんだ~ (^o^)

ついでに見てみると

みんな大好き料理の友、今夜のメニューに困った時の”cookpad”には

「トンノ」のレシピが36品ありました。

これまたついでに

「ツナ パスタ」でcookpad内を検索してみたら

なんと14,385品のメニューが紹介されています。

そりゃそうですよね。

ツナといえば

ある意味スパゲッティの食材としては定番のひとつ

そういうわたしも大好きですし

自分でつくったことも数え切れないほどあります。

そうか!

これからはトンノと呼べばいいんだ!

トンノとトマトのパスタ

イタドリとトンノの春パスタ

トンノマヨおにぎり

トンノとたけのこの煮物

トンノコロッケ

それと・・・

春キャベツときゅうりのトンノ和え

っていうのはどうだ?

どうでもいいような妄想をたのしんでいるうちに

わたしのオーダーもやってきました。



アンチョビと魚介のパスタ。

ん~~~美味。

オリーブオイルの風味とアンチョビの塩味が

ぷりぷりのイカを引きたてます。

奈半利駅3Fにあるイタリア食堂トンノ。

じつは当社現場監督Oさんは

この店の大ファンで

カウンターでひとり酒をのむというのが

このうえなく心が落ち着くひとときだと言います。

トンノ

いい店です。

(みやうち)

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