現場ノート





令和五年の仕事初めは毎年高齢の安全祈願祭から。

ここ多気坂本(たけさかもと)神社(地元の通称は「だけさま」)は、

武内宿禰命(たけうちすくねのみこと)と葛城襲津彦(かづらぎのそつたのみこと)を祭神とする。

延喜式神名帳にその名を記された古社であり、

神武天皇が東征のおりに滞在したという説もあります(通説は瀬戸内通過説ですが)。

また、古事記に記されている建依別(たけよりわけ)という土佐国の古名との関係性から、

坂本神社と合祀する前の多気(たけ)神社が土佐国の国魂(くにたま)だった可能性があるとする説もあるなど、

兎にも角にも、遠い古代からこの地にある歴史あふれる神社です。

御成敗式目にいわく、

「神は人の敬に依りて威を増し、人は神の徳に依りて運を添ふ」。

土木は地球を相手にする仕事。

八百万の神々を敬いながら

みんなそれぞれができることと役割を全うし

今年一年がんばりましょうと

心あらたにして誓う辺境の土木屋65歳なのでありました。

「写真とっちょってね」

と事務員のトシ子さんに頼んででおいたのはいいんですが・・・






「え?これだけ? (*_*)」

「だって~~~ ^^;」

「だって何よ (-_-)」

「おごそかな雰囲気なんで失礼かと・・・^^;」

「アンタ去年もそんなこと言ってなかったっけ? (--〆)」

やおら宮司さんに話しかけるトシ子さん

「失礼ですよね~写真なんか (*^^*)」

「ぜんぜん。なんの問題もないですよ。どんどん撮って残しておいてください (^^)」

「え~~~~そうだったんですか~~~ (T_T)」

ともあれ

一年がスタートを切りました。

今年も

礒部組とその仲間たちの

たのしく愉快な日々をお届けしますので

どうかよろしくお願いいたします。

(みやうち)

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