現場ノート

新企画です!

と銘打ちながら前回の記事からはや2ヶ月以上が過ぎてしまいました。

でもだいじょうぶ。

もともと一月にひとつずつ、のペースでいこうと決めていたのですから。

4月に2つ投稿したので、つまり2ヶ月分という勘定。

で、6月分を今日お届けして、月イチペースを遵守という計算が成立するので無問題。

ということで、社員インタビュー第3弾は、入社3年目のナツキくんです!

******

トシ子:

なんかあっというまな感じがするね。

1年目を振り返ってどう?

ナツキ:

現場に行ってなかったですね、ほとんど。

トシ子:

そうよね、ICTのお勉強やってね。どうやった?

ナツキ:

おもしろかったですよ。

おもしろかったですけど、あんまり教えてくれんがですよ。

わからんことがあったら聞いてねって。

そんなこと言われても、全部わからんし。

トシ子:

わりとスパルタやね。

(注:この指導法は意図的でした。あ・え・て)

仕事場自体はどうやった?

気軽に声をかけれるような雰囲気やった?

ナツキ:

そうですね。

トシ子:

あ、それはよかったね。

入ってすぐはむずかしかったやろけど。

ナツキ:

たしかに。第一印象はこわかったですキ。ぜんいん。

トシ子:

全員?

全員かー…(苦笑)

ナツキ:

見た目ですよ(笑)

トシ子:

確かにね、そんなひともおるね(苦笑)

年齢もお父さんより上のひともおるしね。

ナツキ:

そうですね。

トシ子:

それで、2年経って、成長を自覚したりすることはある?

ナツキ:

それはありますよ。

今度の現場の3次元モデルを描きよったがですけど、これまでやってきた橋台の配筋モデルから比べたら単純なんで1日もかからずできました。

トシ子:

へー。やっぱり、あれぐらい大きくてむずかしいものをつくったっていうのは自信になってる?

ナツキ:

やっぱ、それはありますね。最初にむずかしいがをやったキ、図面を読めるようになりました。

なので、この前も集水桝の鉄筋モデルをつくりよったら、あきらかに元の2次元図面がおかしいってことに気づいて、修正してつくったんですけど。

トシ子:

すごいね。土木の勉強を一切してないひとが、たった2年でその域になってるって。

ナツキ:

一つひとつやっていってたら、おかしいなってわかったんです。

トシ子:

そこはね、アナタがきちんと考えてやってるからよ。

ただやるだけ、とかやったら、まちがった通りやって仕上がりましたって、そういうひともおるしね。素晴らしいわ、君は。

話はがらっと変わるけど、入社のキッカケってなに?

ナツキ:

そらもう先生が薦めてくれたキです。

トシ子:

でもほら、会社見学に来て、「他所も見てみいや」って社長に言われたろう?

どこか行った?

ナツキ:

T 鶴へ。

トシ子:

え!大企業やん!

でもそこは選ばなかった。

ナツキ:

ここはちがうなって。

トシ子:

そうかー。そんな中でウチに来てくれた。ありがたいことです。

で、2年が過ぎて、この仕事のどういうところが好き、とかおもしろい、とかってある?

「好き」を前提にしてるけど(笑)

ナツキ:

やっぱあれですよね。3Dモデルをつくるにしても現場のモノをつくるにしても、目に見えてモノができてくるじゃないですか。それはたのしいですよ。

トシ子:

ちっちゃい頃からそんな感じやった?

ナツキ:

いや、あんましなかったですね。砂遊びとかもせんかったし。

でも絵を描くのは好きやったですね。

トシ子:

絵を描くときって、テーマを決められるときと、フリーで描くのとやったらどっちが得意?

ナツキ:

決められた方がやりやすいですね。

トシ子:

フリーはむずかしいよね、なにをやるにしても。

ナツキ:

フリーは描けないです。

トシ子:

凝り性?

ナツキ:

最後までやりますね。

トシ子:

ナルホド。それはモノづくりに携わるひとにとっては大事なところやね。

どんどん経験したらスピードもあがるし…

あ、

キレイでなおかつ速いっていうスペシャリストになる未来が見えるわ。トシ子さんには見える。

これまででイチバン印象に残ってることは?

ナツキ:

いろいろあり過ぎて・・

けどイチバンは林道の安全パトロールへ行ったときですね。

トシ子:

あー、ドロドロになったとき(笑)

田んぼみたいにズボズボって入って抜けんなって、みんなに助けてもらった。

ナツキ:

抜けたときタカハシくんがコーヒーをくれたんです。

けど、タカハシくんがここから降りたらいい、っていうところを降りたらズボズボっと…..

トシ子:

やだあーセンパイったらぁ(爆笑)もしかしてわざと(笑)

やっぱそれは印象に残るわねえ。

ナツキ:

残ってます。

トシ子:

休みの日はどうしてる?

ナツキ:

ずっと家におったら不安になってくるがですよね。

なので歩きに。

トシ子:

散歩?

ナツキ:

この前も2時間歩いて。

ゆっくりと歩きます。

トシ子:

ゆっくりとね。仕事もね、まだ若いのであわてる必要はなんにもないから。

じゃあ最後に、これから目指すもの、こういうふうな仕事ぶりを目指すでもいいし、目標とするひとでもいいし、ありますか?

ナツキ:

理想はMさんとTさんのハイブリッドですかね。Gさんまでは到達できません。凄すぎて。ぜったいムリです。

トシ子:

すごいね。身近に目標となる人がおって、あのひとまでにはなれないっていう人もおって、仕事してても楽しいやろね。これからもその調子で突っ走っていってね。

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