瀬戸ヶ谷川砂防メンテナンス工事
「工事だより」第1号です。
現場のある場所は北川村菅ノ上。
海岸線から30キロちょっと
というと
他県に住む人たちからは
な~んだすぐじゃないか
という声が聞こえてきそうですが
上の画像を見てもらえばわかるように
なにせ高知県というところは
名にしおう森林県。
特に県東部にはほとんど平地がなく
海岸沿いからちょっと奥へ行くと
もうそこは山里。
それが30キロも入ったとなると
それはもう立派な山奥で
急峻な四国山地の一端をになう
山山山
ときどき川
というロケーションに現場はあります。
ということは
三十年前ならいざ知らず
今の世の中
そういう現場条件でイチバン困るのが電波事情。
スマホがつながるつながらないで大きく条件が異なってきます。
そんななか
通信会社別に見て圧倒的に強いのは
やはりNTTドコモ。
たとえば全国の登山道の6割以上でつながるドコモに対し
auが35%で
ソフトバンクは15%
という調査結果もあるそうで
はっきりいって勝負にならないという感があります。
がっ
ここではドコモの電波がウンともスンとも反応しないのに対し
ナント
auは全開バリバリ。
その秘密は
集落のすぐ前にある小型基地局。
ということで
山間地の仕事が多い当社では
いつも役立たずとかオモチャ呼ばわりされているauが
ここでは俄然おおきな顔。
auのWi-Fi ルーターを使えば
オンライン会議もへっちゃらです。
そんなふうに
思いがけず
山奥にしてはまずまずの電波事情なんですから
それを活かさない手はありません。
あれしてこれして・・・・
と
あとはICT施工チームに考えてもらうとしますか。
(いちおうわたしもその一員なんですケドね ^^;)
(みやうち)
P.s.
でもよく考えてみれば
通信会社別で固有の基地局というのも
今という時代にはそぐわないですよね。
どこでも誰でもどのキャリアでもオープンに使える電波
もう実用レベルになっているという話も聞くし
ドコモがどうのauがどうのというのは
もうそろそろやめにしたら
なんて思うおじさんなのでした。