現場ノート



魚梁瀬森林鉄道遺産

でありながら現役バリバリの

昭和16年生まれの二股橋のすぐそばに

「無名1号橋24」という名の

名も無い橋があります。

今回

国道493号に架かる他3つのちいさな橋とともに請け負った

その橋の修繕工事の内容は

路面の水が浸透することによる橋の劣化をくいとめるため

舗装を剥いで橋面(舗装の底)に防水をほどこし

その上にあらたにアスファルト舗装を打ち替える工事。

道路を管理する高知県と契約したのは夏まっさかりだったんですが

北川村特産の柚子の出荷に配慮したり

他の工事と日程を調整したりで

年明け

やっと工事に入ることができました。

となると当然のことですが

地元への迷惑を最小限におさえるために

一挙に片づけなければなりません。

さあ

やるぞ!!




自社直営班による

舗装剥ぎ取りが終わったあとは

防水屋さんが登場。



2時間ほどで防水は終わり

さあ

メインイベントは舗装屋さん

戦闘開始のゴングが鳴ります。

チーン





狭い現場に多くの人が

わっ

と集まって

がっ

と仕事を済ませる。

これが舗装屋さんのスタイル。

当社がいつもお世話になってる幡西道路(株)さん

いつもながら

あざやかなお手並みです。

孫子いわく、

是の故に善く戦う者は、其の勢は険にして、其の節は短なり。

勢は弩を彍るが如く、節は機を発するが如し。

(したがって戦上手は、その戦闘に投入する勢いを大きく険しくし、その勢いを放出するのは一瞬の間に集中させる。勢いを蓄えるのは弩(弓)の弦を一杯に引くようなものであり、節(タイミング)とは、その引き金を引く時のようなものである)

これぞまさしく

戦力の集中投入というやつですね。

(大げさか ^^;)

なんにしても・・




完成!



地元のみなさん

通行車両のみなさん

ご迷惑をおかけしました。

おかげで

無事に完了させることができました。

ありがとうございました!

(みやうち)

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