現場ノート



シールコンクリートを施工中です。

シールって聞くと

あの

表面に絵や文字があって裏面に接着剤がついていて

子どもにわたすとアッチこっちに貼ってしまうもの

を想像してしまうおじさんなのですが

元々はSeal(英語)

本来は「印章」を意味していたもののようです。

中世ヨーロッパではすでに一般化していた封蝋(ふうろう)は

封筒や文書に封印を施したり瓶などの容器を密封したりするために用いるロウ

その封蝋に印章がつけられていたことから「封」の意味として使用されはじめて今に至っているようです。

また糊付きの封かん紙をシールと呼んだことから

封としての機能があるなしにかかわらず糊がついた紙をシールと呼びようになったと言いますから

シールって聞くと

あの

表面に絵や文字があって裏面に接着剤がついていて

子どもにわたすとアッチこっちに貼ってしまうもの

を想像してしまうおじさんも

あながち的外れではないのですが

シールコンクリートが意味するところの「シール」は

やはり「封」なのでしょうね。

雑草対策や防草目的で薄いコンクリートを張って地面や斜面を密「封」する

コンクリートでシールするからシールコンクリート。

業界的には略してシールコン。




大体において

工事も大詰めになってする作業ですね。

師走もはや半ばを過ぎる今週も

シールコンから始まる小島地区ほ場整備工事なのです。

でわ。

(みやうち)

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