東北地方を中心にクマの被害が相次いでいる昨今ですが
ここ四国にはクマはいない
そう
長いあいだ信じられてきましたが
実際には四国のツキノワグマは「絶滅のおそれのある地域個体群」(環境省レッドリスト)とされていて
徳島県の剣山山系から高知県香美市に至る周辺で26頭の生息が確認されています(2024年度、四国森林管理局・中国四国地方環境事務所・四国自然史科学研究センター合同「はしっこプロジェクト」調査結果)。
ところがおかしなもので
礒部組が主な仕事フィールドとしている北川村でも
いないはずなのに出没情報がかけめぐったりして
その真偽は不明なのですが
そのほとんどを山に囲まれた地域であり
なんたって四国山地は地つづきなのですから
そういったウワサが出るのもやむを得ないところかな
という感じはします。
(惑わされないようにしなければダメですけどね)
まあクマはともかくとして
イノシシ、シカ、サル、タヌキ、ウサギ・・・などなどの
動物本体もしくはその痕跡は
そこらかしこでしょっちゅう目にすることがあり
しかも近年ではそれが
どんどんと南下、つまり人の近くに寄ってきているのもまた事実です。
この春からほ場整備工事を行っている北川村小島地区もご多分にもれず
というか
ここも周りは山だらけ
というかメインは山で
そのあいだに人が暮らす家があり
田んぼや畑があるわけです。
そんなところで田畑の区画整理をするのですから
できあがったあと
つまり耕作をし始めてからのことを当然アタマに入れておかなければダメなわけで
シカなどの食害対策は必須となります。
ということで
ジャン!

先週のある日
現場で作業する全員が
食害防止フェンスの設置方法をレクチャーしてもらっているところです。
今回整備する田畑のまわり全部を
ぐるっとフェンスで取り囲み
シカが柚子の苗木を食べ荒らすのから守ったり
イノシシが畑を根こそぎ掘り起こすのを防いだりします。
わずか30年ほど前には
ほとんど見られなかった施設ですけどね
今ではフェンスやネットがなければ山里の農業は成り立ちません。
この世の中
害獣の駆除は必須
でも
動物との共存も大切
それが山間地で暮らすということですから。
もちろん
そこで土木という仕事を営むぼくらも
そのことと無縁であるはずもなく
地域とともに
地域のために
を標榜しているのであれば
なおさらですよね。
以上
とりとめもない文章になってしまいましたが
食害防止フェンス施工方法レクチャーの巻、でした。
(みやうち)
