現場ノート



平板載荷試験実施中。

って何も考えずに書いたけど漢字だらけです。

平板載荷

「へいばんさいか」と読みます。

地盤に載荷板を設置し、段階的に荷重をかけて沈下量を測定することで、地盤の強度や支持力を調べる試験です。

う~ん

わるいクセです。

これでみんなが理解できると思ってしまう。

よくないですね。

では、わかりやすく説明してみますね。

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【平板載荷試験ってどんなもの?】

建物や道路など、大きなものを作る時には、その重さを地面がちゃんと支えられるかどうかがとっても大事になります。もし地面が弱すぎると、建物が傾いたり、道路がボコボコになったりするかもしれません。

「平板載荷試験(へいばんさいかしけん)」は、例えるなら地面がどれくらいの重さに耐えられるかを、小さな実験で確かめるテストのことで、次のような手順で行われます。

①地面に板を置く

まず、テストしたい地面の上に、平らな鉄の板を置きます。

②上から重しを乗せる

次に、その板の上に油圧ジャッキを使ってぐーっと重さをかけていきます。

どんどんオモリを乗せて重さを増やしていくイメージです。

③地面がどれぐらい沈んだかを測る

重さをかけると、地面は少しだけ沈みます。

その沈んだ量を、ダイヤルゲージという正確な機械を使って測ります。

オモリを乗せて板がどれぐらい地面にめり込んだかを測っているわけです。

④板がどれぐらいの重さに耐えられたかを記録する

重さを増やしていきながら、地面がどれくらい沈んだかを何度も記録します。

これを繰り返すことで、「これくらいの重さだと、地面はこれくらい沈むんだな」ということがわかります。

⑤テストの結果わかること

・地盤の支持力(地面の強さ)

「1平方メートルあたりこれくらいの重さまでなら支えられる」

という、地面がどれくらいの力で物を支えられるかがわかります。

・地盤の変形係数(地面の変形しにくさ)

「この地面はカチカチだ」とか「この地面は柔らかい」とか、地面の固さや弾力性がわかります。

⑥結論

平板載荷試験は、大きなモノをつくる前に、地面がその重さに耐えられるかどうかを調べ、安全で丈夫なモノをつくるために重要なものです。

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どうでしょう?

わかってもらえたでしょうか?

といっても、上の画像はすべて生成AI(Gemini)につくらせたイメージ。実際の現場での試験風景はこんなものです。



「大きなオモリ」の代わりに重機を利用します。



今回、試験を行ってくれたのは株式会社中研コンサルタントさん。



じつはこのふたり、前の職場で先輩後輩だったそうです。

どうもお世話になりました。

またよろしくお願いしますね。

(みやうち)

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