現場ノート





N くんとなかよく談笑するわたしの背後から

何者かが近づく気配

前の晩

藤沢周平の『隠し剣 鬼の爪』をYouTubeの朗読で聴いていたわたしが

その気配に気づかぬはずがありません。

何やつじゃ!



N先生でした。

ということで

安芸高校機械土木科⇔礒部組連携授業

先週木曜日は2年生の部

UAVを使った3次元写真測量のつづきです。



まずは標定点を設置します。

ひとりずつ実習するあいだ

残りは待機。



それが終わると

各自がそれぞれフライトルートを設定して

自動航行実習。



一枚一枚のラップ率と撮影アングルや飛行速度などを設定してやると

飛ぶのも撮るのも

アプリが自動でやってくれるので

飛んでるあいだは

じっと見ているだけです。



それにしても・・・

当たり前のことですが

わたし以外はふさふさで

たったひとり無毛なわたしに

日光の直射は容赦なく頭頂と後頭部に刺さり

グラウンドからの反射が前頭部を照らします。

暑い

というか

熱い

じりじりと

熱い

だから帽子をかぶってくるようにと言ったのに・・・

いつになっても学ばない自分自身にため息をつきながら

そんなことはお首にも出さずに

ひたすら若い彼らについていった2時間だったんですが

ことはそれでは収まらず

案の定

日に焼けたアタマを剃る翌朝の痛いこと。

今度は忘れないようにと

かつて愛用していたランニングキャップを

社用車に積み

次のそなえるじっちゃんなのでした。



(みやうち)

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