現場ノート





側溝にたまった土砂を取り除き中

という写真。

土が多くて進みがわるい

という説明とともに

社内グループウエアにアップロードされていたものです。

写真を撮ったのは4月入社のルーキーくん。

「このアングルにしたのはどういう意図?」

とたずねると

側溝の深さで作業の大変さをあらわしたかったとのこと。

「いいねえ。いい写真や」

思わずサムズアップをしたじっちゃんなのでした。

わたしたちが撮る写真は

たしかに「記録」にはちがいないのですが

そこには

単なる「記録」だけではなく

「伝える」ための「表現」という側面があることを忘れてはいけません。

固定観念や既成概念にとらわれることなく

アタマをやわらかくして

着眼点を変えてみる

あるいは

発想を変えてみる。

工事記録写真の呪縛にからめとられてガチガチになり

半ば惰性で写真を撮っている諸センパイ方にも

ぜひ見習ってほしいものです。

ん?

ワシも?

ハイ

たしかにそうですね。

古来より

「先ず隗より始めよ」

と言いますから。

よし

やるぞ!

(みやうち)

(撮影:MN)



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