現場ノート



北川村二又の仮設橋設置工事現場

覆工板の上に敷いているのは

テラムシートという材料です。

テラムシートは

イギリスのテラム社が生産している土木用不織布で

芯の部分は強度にすぐれたポリプロピレン

外側は保護性にすぐれたポリエチレン

でできた二重構造の繊維を結合させているため

軽量で耐久性にすぐれています。

(ってカタログに書いてました)

このシート

様々な用途で使われていて

めずらしいところでは南極観測隊が使用した

なんて例もあるんですが

今回の場合はオーソドックスな使い方

つまり

覆工板があることによって起こるリフレクションクラック

(覆工板と覆工板の境目に反応して舗装にひび割れが発生する)

を抑えるためと

舗装を撤去する際に剥がれやすくするために使用しています。

こんな感じ。

画像出典:Fujiα



ということで

舗装完成。



翌日には土工部を舗装し


これも完成。



路面が仕上がりました。

北川道路二又4号橋仮橋

まもなく全工程の終了です。

(みやうち)