現場ノート



同業者ならみんな知ってることですけど

そうでない人にあえて説明しますね。

生コンには気泡が入ってるんです。

これはentrained air(連行空気泡)といって

コンクリートのなかに均等に分散させた細かく独立した泡。

これがあることで

作業がしやすくなり

また

凍害に対して強いコンクリートになります。

いわば生コンにとってはなくてはならないものなんですね。

ところが

その気泡がきちんと抜けないと

コンクリート構造物の表面にぶつぶつのアバタが残って美しくないし

多くありすぎるとできあがったモノの耐久性にも問題が出てきます。

どれだけ上手に泡を残さないかが

コンクリートを打つときに必要とされるテクニックのひとつなんですが

口で言うほどかんたんではなく

特に傾斜がキツイ面なんかは苦労するわけです。

ここ

北川村和田地区の根固めブロック製作現場では

この部分が要注意。





毎回毎回こうやって




コテを差して突きこんで

ていねいな作業を心がけているというわけなんですが



このたび

新兵器が登場!!

じゃん!!!





コンクリート表面気泡抜き取り器具として有名なピカコンを真似して

Kさんが自作してくれました。

さっそく試してみます。





抜けろ

抜けろ

抜けろ



キレイに

キレイに

キレイになあれ


1000個を超えてつくるとなると

どうしてもマンネリ作業になりがちです。

そんなとき大切なのが

日々改善

を心がけ

それを実践すること。

うん

よいですね!!

じつによい (^_-)-☆

(みやうち)

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