メンテナンス休園中のモネの庭
庭のスタッフが総出で睡蓮の株分けをしている脇で
せっせとフジの剪定にいそしむムッシュ川上。
あいかわらず絵になる庭師です。
そんななか
わがチーム礒部はといえば
絶賛コンクリート舗装作業ちゅう。
仕上がった舗装の横ではケーくんが
次の日に必要な生コンの体積を算出するために
型枠のなかを測ってますが
これがなかなか難物で悪戦苦闘。
と
おじさんちょっと思い浮かんだことがあります。
じゃん!
そうアイフォン。
これを使って面積を測ってみようという企みです。
ということで
さっそくスキャン開始。
といっても
測ってデータ化するのに5分とはかかりません。
あっというまに3次元モデルのできあがり。
でも
アイフォンのなかでは面積を測ることができないので
ここから先はパソコンの上で作業。
点群データ(Las形式)で出力したデータを点群処理ソフト(トレンドポイント)に取り込んで
面積を計測。
「平均厚さはなんぼぐらいや?」
点群データから得られた面積に
ケーくんに教えてもらった高さを乗じると
6.25立方メートルという計算結果が出てきました。
「あんたが測って計算した体積はなんぼ?」
答えを聞くと
両者の差は約0.1立方メートル。
さて
この差を大きいと見るか小さいと見るか
はたまた
実際にコンベックスで細かく分割しながら測って計算したケーくんのやり方がよいか
iPhoneのLiDAR機能プラス点群処理アプリを使って体積を求めたおじさんの方法がよいか
その場その時の状況に応じて判断をすればよいことなんでしょうが
われながらおもしろいなぁと感じたのは
昔ながらの方法をとったのが27歳の若者で
最新技術を採用したのが65歳のおじさんという
この逆転現象。
「ダテにハゲちゃいないぜ」
そうつぶやくと
つるりとアタマをなでるおじさんなのでした。
でわ。
(みやうち)