皆さん、こんにちわー!アヤカです😊
最近、ICT重機のすごさについて熱く語ってきましたが、今日はちょっと立ち止まって、**「やっぱりアナログも大事だよね!」**って再確認した現場の工夫をご紹介します!
現場に並ぶ、アナログな看板

これは、北川道路の工事現場で撮った写真です。地面にポツンと立つ、**「No.34」**と書かれた小さな杭が見えますよね。
実はこの現場、隣り合わせで2つの工事が同時に動いているんです。両方とも私たち礒部組が担当しているんですが、比較的距離が長い現場なので、作業する人がたくさんいます。

この「No.34」や「No.33」と書かれた杭は**「測点(そくてん)」といって、この杭と杭の間が20メートル**などと決まっていて、**現場の「住所」**のような役割をしています。
デジタル化が進むほど、必要なアナログな目印
今は、ICT建機が人工衛星の電波で自分の位置を正確に把握したりして施工ができる時代ですよね。正直、機械が自動で動くなら、もうこんな杭はいらないんじゃないかな?って、一瞬思いました。
でも、少し考えて、それは違うかもと思い当たりました。ひょっとしたら、この杭があるおかげで、現場で作業する人たちの意思疎通がすごくスムーズになってるかも!
例えば、無線で連絡を取り合っていて、「ちょっとNo.34のあたりに資材を持っていって!」とか「午前中はNo.33とNo.34の間で作業を進めるよ!」という風に、誰でもすぐに場所を共有できるし、そのためのものなんじゃないかって気づいたんです。

最近は現場のデジタル化が進んで、アナログな掲示やコミュニケーションはどんどん減っています。でも、私はこの**「No.杭」のようなアナログな手法**が、すごく大切だと感じました。
やっぱり、どんなに技術が進んでも、最後は「人」と「人」のコミュニケーションです。現場の安全を守るのも、良いものを作るのも、話がスムーズに通じることから始まりますもんね。
理想は「ハイブリッド」!
ICT重機という最新のデジタル技術で正確な作業をしながら、この「No.杭」のようなシンプルなアナログな掲示で、みんなの意識と安全を共有する。
そうそうそういえば、みやうちさんがいつも言っているのは**「デジタルとアナログのハイブリッド」**!これってまさに、その言葉を地で行ってますよね。
これからも、古くからある知恵と最新の技術を上手に組み合わせて、安全で気持ちの良い現場づくりを続けていってもらいたい。ちょっとエラそうですけど、そんなふうに思いました。
それでは、また来週お会いしましょう!木曜日の担当は、アヤカでしたー❤️
