皆さん、こんにちわー!アヤカです😊
さて、ICT重機の仕組み連載、いよいよ第3回です!
これまでのブログで、小島地区のほ場整備工事に搬入されたICTブルドーザーが**「4個以上の人工衛星の電波」と、「携帯電話の4G電波」、そして「全国ネットワーク(補正センター)」**を使って、自分の位置と高さをミリ単位で正確に把握していることがわかりましたよね!
まるで宇宙とつながっているみたいで、本当にすごいんです!
でも、ここでまたまた疑問が湧いてきませんか?
「自分の正確な位置がわかったとして、それがどうやって、重機のブレード(土を押す板)を自動で動かしているんだろう?」
今日は、その魔法みたいな仕組みの秘密に迫ります!

重機の中に「設計図」が入っている!?
実は、ICT重機の中には、あらかじめ**「3D設計データ」**というものがインプットされているんです!
これは、今まで紙の設計図で見ていた田んぼや畑の「完成形」を、3次元の立体的なデータにしたものなんですって。
そして、重機は、
- 「今、自分がどこにいるか(衛星と4Gで把握)」
 - 「完成形(3D設計データ)では、この場所の高さは何メートルのはずか」
 
この二つを、常に、リアルタイムで比較しているんです!
賢すぎるブレードの動き!
もし、**「今いる場所の土が、完成形より5センチ高い!」とわかれば、重機は自動でブレードの角度を変えて、「あと5センチ削ってね!」**と自分で調整しながら作業を進めます。
逆に、**「完成形より土が足りない!」とわかれば、ブレードを上げて、「ここはもう掘らないでね!」**と教えてくれるんです。

まるで、重機が自分で**「設計図」を読み込んで、「今」と「完成形」を瞬時に比較して、自動でベストな動きを選んでいる**みたい!
これなら、技術屋さんが何度も測量して、熟練のオペレーターさんが勘で調整していたような、時間と手間のかかる作業が大幅に減るわけです。
アヤカ、もうびっくりしすぎて、重機がまるで生きているみたいに感じちゃいました!このICT重機があれば、誰でもベテランさんみたいに正確な作業ができちゃいそうですよね!
建設業の未来が、どんどん進化していくのを感じる毎日です!
次回は、この「3D設計データ」のすごさや、ICT重機が現場にもたらすメリットについて、もっと詳しくお話ししたいと思います!お楽しみに!
月曜日の担当は、初めて3連投をしたアヤカでしたー❤️
次は木曜日にまたお会いしましょう!
