皆さん、こんにちわー!アヤカです😊調子に乗って連投しちゃいます!
きのうは、ICT重機が動くために「基地局(司令塔)」が必要だよ、というお話をしましたが、実は、今回私たちの現場に導入された最新のMCブルドーザーは、その常識を打ち破っていたんです!

基地局が、いらない!?その秘密は『全国ネットワーク』にあり!
なんと、現場の担当者さんに最新の仕組みを聞いたら、この新しいMCブルドーザーは、現場に「基地局」を置かなくても動くそうなんです!
じゃあ、あの「宇宙の座標」と「現場の正確な高さ」のズレは、どうやって合わせているんでしょうか?その秘密は、**「全国に張り巡らされた測量のネットワーク」**にありました!
実は、このシステムは、国土地理院が説明している「ネットワーク型RTK測量」というもので、私たちがスマホでインターネットを使うのと同じ、4Gや5Gの携帯電話の電波を使って動いています。
ステップ1:衛星の電波を受け取る
まず、重機が、衛星からの電波を使って、自分の大体の場所(宇宙の座標)を受け取ります。
ステップ2:4Gで「修正データ」を問い合わせる
次に、重機は搭載されている通信機(スマホと同じ!)を使って、**遠くにあるサーバー(補正センター)**にアクセスします。このサーバーが、すべての秘密を握っているんです!
この**「補正センター」というのは、国や企業が全国各地に設置した超正確な測量点「電子基準点」からのデータを常に集めて、「今、この場所でどれくらいの誤差が出ているか」を瞬時に計算している、いわば「超高性能な司令塔」**なんです!
ステップ3:完璧な答えをリアルタイムで受信!
重機は、計算された超正確な**「修正情報」を、また携帯電話の電波で受け取ります。この修正情報のおかげで、重機は「今、設計図のこの高さにいる!」**ということが、ミリ単位でわかるようになるんですね!

つまり、現場で測量機を立てなくても、携帯の電波さえ届いていれば、どこにいても正確な位置がわかるってことなんです!
現場はさらにラッキー!究極の精度を実現!
しかも、今回私たちの現場には、すごいラッキーな条件が重なっていたんです!
なんと、この現場からたったの500メートルほどの場所に、「電子基準点」があるそうなんです!
この「電子基準点」というのは、国が定めた、超正確な測量の基準となる地点のこと。この**”本物の基準点”が現場のすぐそばにあるおかげで、4Gで受け取る補正データの精度がさらにアップ!**通信が不安定になる心配も少なくなるそうです。
アヤカ、もうびっくりしすぎて頭が追いつきません!宇宙の衛星と、みんなが使う携帯の電波、そして現場のすぐそばの国の基準点がタッグを組んで、現場の正確な土木工事を支えているなんて…!まさにテクノロジーの魔法ですよね。
次回は、この正確な位置情報が、「どうやって」重機のブレードを動かしているのか、その具体的な仕組みに迫りたいと思います!お楽しみに!
それでは、また来週お会いしましょう!さらに調子に乗って月曜日も担当する気まんまんの金曜日の担当は、アヤカでしたー❤️
