現場ノート

皆さん、こんにちわー!アヤカです😊

先日、小島地区のほ場整備工事の現場を訪れました。そこで、なんだか心があたたかくなるような、すごく大切な作業を目にしたんです。



この写真、見てください!

なんだか、みんなでしゃがんで、ちっちゃな作業をしていますよね?実はこれ、既設(すでに作られている)水路から田んぼへ水を引くための取水口を、新しい形式にやり変えているところなんですって。

「落とし堰板(せきいた)形式」といって、板を差し込んだり抜いたりすることで水の量を調節していたものを、「パイプ形式」にやり変える作業が進んでいるそうです。



今は、ICT化が進んで、機械が自動で動いたり、ドローンを使って遠隔で作業したり…と、建設業もどんどん進化していますよね!もちろん、私たち礒部組も、新しい技術をどんどん取り入れています。

でも、この取水口の作業みたいに、手作業でしかできない、チマチマとした細かい作業って、たぶんこの先どこまでいったもなくならないんだろうなぁって感じました。

大きな会社が手掛ける大きな現場ならまだしも、私たち礒部組のように、この地域でしか生きていけない小さな会社ならなおさらのことです。

でも、だからこそ、こういう一つひとつの作業を、すごく大切にしているんだなぁって思うと、なんだか胸が熱くなりました。

作業員さんたちが、一本一本のパイプを丁寧に繋いでいる姿は、まさに**「地域のため」「耕作者のため」**っていう想いがこもっているようにも見えました。

そして、そんな作業の様子を、しばらくの間、離れずにじーっと見つめていたのが…



みやうちさんです!

何枚も何枚も、カメラで写真を撮りながら見入っていました。

どうしてそんなに熱心なんだろう?って思って聞いてみたら、駆け出しのころ、田んぼや水路など、農業土木に携わることが多かったからなんだそうです。その頃の記憶がよみがえってきていたのかもしれないですね。

水路の中で汗水たらして仕事をする、若かりしみやうちさん…思わず姿が思い浮かびました。

すると、それに気づいたのか、こちらを見て一言。

「あのねぇ、ひょっとして今のワシの姿を想像した?」

「ハイ!」って私が答えると、

「言っとくけど、そのころはフサフサやし!」

ですって!思わず笑っちゃいました😂

だってフサフサ、想像つかないんですもん(失礼!)

新しい技術と、変わることのない手作業の大切さ。そして、それを支える人々の想い。

このすべてが、私たちの会社の仕事なんだって、改めて感じた一日でした。

これからも、アヤカ、現場の「チマチマとした大切な作業」をたくさん見つけて、皆さんにお届けしますね!

それでは、また来週お会いしましょう!木曜日の担当は、アヤカでしたー❤️

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