みなさんは使いませんか?
たとえば山をカットするときなど
現実は
図面に表示されている断面のように
そんなにスパッと切れるもんじゃないんですよ
というのを表現することば
「トーフを切ってるわけじゃないんだから」
「トーフを切るようにはいかないんだから」
わたしはよく使います。
ところがドッコイ
エンヤとっとうんとこどっこいどっこいしょ。
つくったコンクリート構造物が
スパッと
しかも瞬時に切れるんです。
まず
構造物を地上レーザー型スキャナでスキャニング
(もちろんドローンでもOKですが今回はTLSで)
とったカタチを点群データにして
点群処理ソフト上で欲しい断面をスパッと切る。
堤軸方向
![](https://isobegumi.com/wp-content/uploads/2022/12/2022-12-05-3-1024x768.png)
お次は堤軸直角方向
![](https://isobegumi.com/wp-content/uploads/2022/12/2022-12-05-5-1024x768.png)
そしてそれを
図面で要求されている寸法と対比して出来形の精度を確認します。
![](https://isobegumi.com/wp-content/uploads/2022/12/2022-12-05-2-1024x768.png)
![](https://isobegumi.com/wp-content/uploads/2022/12/20221202琵琶ヶ谷102-1-完成用1203_3-1024x556.png)
この方法だと
危険な思いをして
えん堤の上で寸法を測らなくても
パソコン上で確認や検査ができますよね。
発注者からの指定でも
監督職員から要望されたわけでもなく
こんな方法もありますよ
っていう試行に過ぎませんが
せっかくの先端技術ですから
試してみない手はないですよね。
ということで
![](https://isobegumi.com/wp-content/uploads/2022/12/KSI02010-1024x768.jpg)
![](https://isobegumi.com/wp-content/uploads/2022/12/KSI02002-1024x768.jpg)
琵琶ヶ谷川砂防工事
昨年度のえん堤背面土砂取除き工事につづき
今回は既設えん堤補強(コンクリート腹付け)工事が竣工しました。
最終の鋼製スリット工事をはじめる前に行う完成検査は明々後日8日です。
それに先立ち本日は社内検査。
検査員は
自称仏よりやさしい
他称鬼よりこわい
不肖みやうちでございます。
なんだかんだと苦労を重ねた工事ですから
ふだんよりいっそうマジメに
精一杯つとめさせていただきます。
では。
(みやうち)