
さて
迎えた本番は11月2日。
ところは高知県高岡郡四万十町大井川で
徳島、愛媛、高知から参加の5校が「農地の石積み修復技術」を競いました。
まずは公平性を期すためにジャンケンポンで場所ぎめ。
「勝ったらどこ取る?」
と聞くぼくへの返事に
「え?そこ?」
と思わず問い返した位置
既設の石積みとの接続部でした。
その場所の難しさを説くぼくに
逆に彼らが考える利点とはこうでした。
・片方が端っこなので他校との調整がなく自分たちの考えだけでできる
・片方が他校と接していないのでヤードが広く使える
「ナルホド、それは一理あるわ」とおじさん納得。
ジャンケンポンの結果
幸い目論見どおりの位置がゲットできて
(というか他チームはそこを避けた、でもおもしろい発想で、わるくはない、あとはそこに対処する技術があるかどうか)
いざ競技スタート。



序盤は緊張と気後れからか
なかなか調子に乗れませんでしたが
途中からは観戦者から
「おー早いな安芸高」
という声がもれるほど順調な場面もあったりして
これはひょっとするとひょっとするか
と期待したのですが
結果は惜しくも入賞ならず (;_;)

でもね
ここは身びいきを承知して
謗られるのを覚悟で言わせてもらうと
「農地の石積み修復技術を競う」
という大会趣旨からいけば
君らの石積み
速さ見栄え技術などを総合的にみるとわるくなかった
というか
けっこうイケてた
とおじさんは思います。
ただ
チームワークや作業にのぞむ姿勢
マナーや態度
仕事の段取り
それらは他校の方がはるかに勝っていたのも事実。
現に大会の開催趣旨には
「現場をマネジメントするスキル、グループで協力する社会的スキルを身につけ鍛える機会」
とうたってるからね
そこんところが審査の重要ポイントになるのは当然です。
だから
ここはイチバン捲土重来
リベンジを期して
次へつながるようなメンバーを構成して
来年またチャレンジをしてくれないかとも思うわけです。
ともあれ
第3回石積み甲子園終了!
主催者さん
関係者のみなさん
そして何より参加した高校生たち
お疲れさまでした!!

ありがとうございました!!
(みやうち)
