皆さん、こんにちわー!アヤカです😊
さて、ICT重機の仕組み連載もいよいよ第4回!今回は、「重機が設計図通りにピタッと動く、その秘密」、つまり**「3D設計データ」のすごさ**と、それが現場にどんな良いことをもたらしているか、についてお話ししますね!
「好き」が技術を引っ張る!

この写真に写っているのは、ICT施工推進チーム長のモッちゃんさんです!ICTの新しい技術を導入するとき、いつも一番熱心に勉強して、現場のみんなに教えてくれる、とっても頼りになる存在なんです!
モッちゃんさんを見ていると、まさに**「好きこそものの上手なれ」**っていう言葉がぴったりだなぁって思います。新しい技術への興味と探求心が、私たち全体の技術力をグイグイ引っ張ってくれているんですよ!
重機の中に「完成形」をインストール!
先週までのお話で、ICT重機は**「今、自分がどこにいるか」**を宇宙の電波で正確に知っていることがわかりましたよね。
じゃあ、重機はどうやって**「どこまで土を削ればいいか」**を知っているんでしょうか?
その答えが、**「3D設計データ」**です!
今までの建設現場では、紙の設計図や、測量で打った杭(くい)を見て、「ここが完成ラインだ!」と確認していました。
でも、ICT重機の場合は、この「完成ライン」が立体的なデータとして、重機のコンピューターに丸ごとインストールされているんです!
- 設計図の高さ
- 斜面の角度
- 土を撒く量や削る深さ
これらすべてが3次元(3D)のデータとして重機の中にあるから、重機は**「今いる場所」と「あるべき完成形」**を常に比較できます。その差を自動で修正しながらブレードを動かしているんですね!

現場に笑顔が増える3つのメリット
この3Dデータとマシンコントロール技術が、私たちの現場にもたらすメリットは本当に大きいです!
- 速くて正確!:熟練のオペレーターさんの**「経験と勘」**に頼らず、誰でも短時間で設計通りに土の仕上げができるようになります。
- 安全性がアップ!:今まで必要だった、現場での危険な場所での測量作業(杭打ちなど)が激減します。人の手による作業が減る分、安全に作業を進められます。
- 手戻りが激減!:リアルタイムで正確な高さがわかるので、「間違って深く掘りすぎた!」とか「傾きが足りなかった」という失敗がほとんどなくなります。

ICT技術は、単に「効率を上げる」だけでなく、**「安全で、失敗が少なく、誰でも高品質な仕事ができる」**という、建設業の働き方を大きく変えてくれています。
これからも、モッちゃんさんをはじめとするICT推進チームと一緒に、最新技術をどんどん活用して、地域に良い工事を届けていきたいと思います!
それでは、また来週お会いしましょう!木曜日の担当は、アヤカでしたー❤️
