現場ノート



朝礼前

三々五々と皆が出社して

ダベったり

今日の仕事のことを考えたりと

思い思いにすごすなか

ひとりケータイをもてあそぶおじさん。





となりに座ると

顔だけをこちらへ向けて

「コンパネの厚さって何ミリやったっけ?」

「12ミリ」

すかさずぼくが答えます。

(ちなみにあくまでも一般的な厚さです。実際はいろいろあります。)

あろうことか反対側を向き

別のひとに同じ質問を繰り返すおじさん。

「コンパネの厚さって何ミリやったっけ?」

「12ミリじゃないですか?」

「あー、1.2センチか」

得心したようにうなずくのですが・・



「おいっ!」

「ちょー待てっ!!」

「なんでオレの答えで納得せえへんねん!!!」

「いや、イマイチ信頼性が・・・」

「なんでやねん!!!」







こんなふうに

バカなオヤジたちのアホな会話を聞いている彼は

この先いったいどんな風に育っていくのでしょうか?

反面教師?

はたまた

よい模範?

どっちにしても

未来はきみたちのためにあり

オジサンたちのためにあるのではない。

すくすく育てよ・・・

心の内でそう独りごちるぼくなのでした。

でわまた来週 (^O^)/

(みやうち)

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