現場ノート



きのうにつづいて水路補修シリーズの第2弾。

町内の集落ではイチバン高いところにある米ヶ岡地区、

その田んぼをうるおす用水路のひび割れ補修です。

まずは

きのうと同じように

モミモミのスリスリ

ひび割れに樹脂モルタルを充填。





でもここは

ひび割れ

というより

大きく口をあけており

傷みがひどいのでこれで漏水が止まるかどうかはチト不安。

ならば

と持ってきたのが・・・





コンクリートキャンバス



特殊配合のドライコンクリートを

3次元のキャンバスとPVCシートで挟んだ構造で

敷いたあとで水をかけるだけでドライコンクリートが硬くなり

耐久性が高く水に強いコンクリート面をつくることができる製品です。




画像出典
https://www.norimen.com/images/panf_DL/concretecanvas_KFS_221111.pdf



当社では

これまで何度か使ったことがあるのですが

水路の補修にこれを用いるのははじめて。

カタログには施工事例として水路補修が載っており

いつかどこかで試してみようと考えていたところ

町役場からおあつらえ向きの補修依頼があったというわけです。

ということで

モミモミとスリスリのあとに

コンクリートキャンバスをセット。



既設水路にドリルで穴をあけてピンで固定。


完成です!

これで

水が漏れることなく田んぼがうるおい

準備万端。

田植えをすることができます。

ごくちいさな仕事ですがこれも土木。

地元の施工業者の務めのひとつです。

ちいさなことからコツコツと

奈半利町でもっとも標高が高い集落米ヶ岡から

水路補修シリーズ第2弾

でした。

(みやうち)

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