現場ノート





北川道路柏木2号橋下部工(A1橋台)工事

川を渡る工事用道路をつくるためにずらりと並べられたヒューム管ですが

写真奥側、ユンボの手前の様子が少しちがいます。



そこだけ

覆工板(ふっこうばん)

=道路を覆ってクルマや人が通行できるようにするための鉄製の板

が敷かれ



橋形式になっています。

じつはこれ

落ち鮎が通るための魚道です。

なぜだか理由はよくわからないのですが

鮎たちは

ヒューム管があるとその手前でストップすることが多いということで

奈半利川淡水漁協さんのアドバイスをうけて

今回はじめて

こういう施設をつくってみました。

想像してみましょう。

落ち鮎の群れがキラキラとこの道をとおり

そのずっと先にある河口へと産卵のために下ってゆく姿を。

落鮎の身をまかせたる流れかな(子規)

秋ですなあ。

では今週も

ご安全に。

(みやうち)

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