現場ノート



令和5年度「安芸高校機械土木科⇔礒部組連携授業」3年生の部、

スタートは礒部組本社会議室からです。

授業の素材となる工事は須川林地荒廃防止工事。

いわゆる治山工事ですので

まずは「森林の機能とはどんなもの?」の説明から。



つづいて

「治山工事にはどんなものがあるの?」



あいかわらず絵が下手くそなのは置いといて

お次は3Dモデルを使って工事の説明。



ひととおりの説明が終わったら

さあ

現場へ行ってみよう!



着いたのは現場対岸にある

ケーブルクレーンのウィンチ運転場所。



崩壊地をながめながら

どうやって工事を進めていくかを説明するのは

現場代理人のハタケさん。

生徒たちにとっては大先輩にあたります。

いよいよそのあとは工事本体の現場へ。



「崩れた斜面をなおしゆうぜよ!」看板を見ながら

「なんでこんな看板を出すのか」について説明。



では質問。

この柵はなんのためにあるのでしょうか?



みんなで意見を出し合う生徒たちと

やさしく見守るおじさんたち。

答えが出たところで

さあ

登るよ!



たどり着いたら



崩壊地を見上げながら

本体工事の説明を受け

工事についてのレクチャーが

ひととおり終わると

また本社へ移動。

ここから

いろいろ考えたり実践したりが始まります。

まず最初は

「”工事の目的”を考えてみよう」



プロジェクトを遂行するために目的が必要なのはなぜか。

目的と手段のちがい。

なぜ「工事の目的」が必要なのか。

ひとくちに

トンネルをつくる

橋をつくる

といっても

一つひとつのトンネルや橋のすべてが同じ目的のためにつくられるのではなく

トンネルをつくる

橋をつくる

といった構造物をつくることだけが目的でもなく

では

なんのためにつくるのか?

誰のためにつくるのか?

残念ながらここでタイムアップ

ということで

あとは次の授業までの宿題ということにして

学校で

みんなで考えてね。

そんなこんなで

今年度からのあらたな取り組みがスタートしました。

次は6月。

どんな答えが出てくるのか。

今からたのしみなおじさんなのでした。

(みやうち)

(撮影:N先生)

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