先週末、土曜日のことです。
本社からクルマで約40分ほど
国道493号を東洋町方面へとのぼっていったところで落石アリとの通報を受け
急きょ編成された除去チームが現場へ向かうと
構造物がこわれてましたが
人やクルマに被害はなかったようです。
で
さっそく
速やかに除去完了。
なんですが
気になるのは
作業をしているあいだ
コチラを見ようともせず
身じろぎひとつしないで川を見つめる一人のひと。
作業が終わってから
いったい何をしているのか
事情を訊こうと近づいてみると
カカシやんか!!
それにしても?
いったいなぜ?
こんな山奥に?
誰が?
なんのために?
???
その服装から推測するに
淡水漁協関係者のしわざでしょうか?
つまり
監視員としての役目を与えられたカカシという・・・
それにしても・・・
昼間はまだイイとしても
問題は夜です。
誰もいないはずの山奥をクルマで走行中に
川を見おろしながらたたずむ人が
突如ライトに照らし出されたら・・・
これは怖い。
想像するだけで怖い。
落石よりもっと怖い。
あまりの怖さに
「任務が完了したので自分らはこれで帰らせていただきます!」
カカシ監視員に
ミッション・コンプリートのあいさつをして
早々に現場を引き上げた
チーム礒部の落石除去隊でしたとさ。
ちなみに・・・
翌々日の月曜日
現場をわたしが訪れてみると
カカシ監視員はまだ同じ場所にたたずんでおりました。
もしこれが消えていたら
それはそれでもっと怖かったのに・・・
ほっと胸をなでおろすと同時に
ちょっぴりザンネンな気もしたおじさんなのでした^^;
(みやうち)