高知県立高知農業高等学校におじゃましてきました。
してその目的は
環境土木科2年生への出前授業。
メンバーは、社長、現場技術員のケーくん、そしてわたし宮内の3名です。
土木の「今」
まずは座学から
といっても
そんな堅苦しいものではありません。
『土木の「今」~変わるものと変わらないもの~』と題して
敷葉(敷粗朶)工法にはじまり、古代道路の謎、ピラミッド、古墳といった
現代となんら遜色がない古代の土木を紹介したあと
・ドローンやレーザースキャナを用いた測量
・ICT建機を使った施工
・点群データや3次元モデルの活用
などなどの現代土木を説明
そして最後には
伊能忠敬から土方カーブに至って「チームのちから」で〆る
というざっくばらんかつバラエティーに富んだ内容です。
杭ナビと土方カーブで路線測量
それが終わったあとはお待ちかねの測量実習。
みんなで前庭へ移動し
事前に取得した点群データ上で設計した仮の道路の位置を庭にプロットしていきます。
使うのは杭ナビ+快測ナビというナビゲーションシステム
そして
土木屋ならみんな知ってる土方カーブ(正式名:4分の1法)
1本の巻き尺だけで
きれいなカーブをつくることができました。
座学1時間プラス実習2時間
あっというまの3時間でした。
はじめての訪問で少し不安もありましたが
どうやら生徒さんたちの評価も上々だったようで
ほっとひと安心しています。
これからも
わたしたちでお役に立てることがあればどんどん協力させていただきますので
よろしくお願いいたします。
P.S.
お土産にもらった環境土木科の生徒さんたちがつくった大根とブロッコリー
とてもおいしくいただきました。
どうもありがとうございました。
(みやうち)