現場ノート





索道(ケーブルクレーン)設置中のかたわらで

対岸にある崩壊地に向かってじっとたたずむICT推進チーム長。



望遠レンズをめいっぱいズームしてのぞいてみると



崩壊地の上

木立に囲まれたところに

現場監督のハタケくんがおりました。

どうやら通信テスト中のようです。



なんでも

モバイルWi-Fiルーターでは

周りを木に囲まれた現場では電波をキャッチすることができないので

空がひらけた対岸で電波を受け

そこを中継して

崩壊地まで飛ばしてるんだとか。

「どうやってやってんの?」

と質問すると

あれを使って

こうしてああして

と説明してくれるんですが

おじさんのアタマではよく理解できません。

(これでもいちおうICT推進チームの一員なんですが ^^;)




つながったようです。



そういえば・・・

あれは皆がケータイ電話をもち始めたころのこと。

これとおんなじようなシチュエーションで

ケータイ同士でやり取りをしていた大先輩。

思うように通話ができないのにイライラして

首をかしげながらこう言いました。

「なんでつながりにくいんやろ?こんなに近いのに???」

「糸電話か!」

思わず吹き出しそうになるのを懸命にこらえ

こころの中でそうツッコミを入れたのが

きのうのことのようです。

笑いながらも

「便利になったもんやな~」

と感心したあれから25年。

当時は夢物語に近かった「テレビ電話」も

今ではそんな呼び方も死語になるほど

ごくごくありふれたものになりました。

変わる変わるよ時代は変わる。

ついてこいとは言われぬけれど

ついていきますおじさんも。

だからお願い 

どうか見捨てないでね 

(みやうち)

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