現場ノート



いかに渇水期とはいえ

川の中で仕事をするためには

排水ポンプで強制的に水位を下げる必要があります。

きのうは

その釜場(かまば=ポンプを設置するために掘ったところ)

のまわりが崩れ

一時的にポンプが機能不全に。

「ブルーシートだべ」

という声があがり

さっそく対策。



砂利が崩れてこないように

周りをブルーシートで覆いました。

ほどなくすると・・・

排水ポンプの吸引力で

ゴミや木くずがポンプまわりに吸い寄せられ

排水量が落ちていき

徐々に水位が上がり始めました。

「スクリーンだべ」

と声があがり

さっそく製作。



これで

吸い寄せられるゴミや木くずをキャッチします。

そうそう先日は

こんな光景を目にしました。





地面になにやら絵を描いて

何かを伝えてる大先輩と

それを見つめながら

時おり真剣な表情でうなずく若者。

業界では

やれBIMだ

やれCIMだ

それ3次元だと騒いておりますが

(とかいうわたしもその一味^^;)

大切なのは

アタマのなかのイメージをかたちにして伝える

ということ

そのために

用いる手法は色々さまざまあるわけで

そりゃ3Dモデルがダントツでわかりやすいのは確かですが

それイコール

2次元がダメってことにはなりません。

こうやって

地面に絵を描いて伝える

っていうのもじゅうぶんアリ。

そうやって

知恵と技術を伝え合い

(=Communication)

チームでモノをつくっていく

(=Collaboration)

ここがイチバン肝心要。

きのうも

今日も

あしたも

チーム礒部のモノづくりは

こうやってつづいていくのです。

(みやうち)

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